こんにちは。
折井あきです。
コロナの感染者数が
おさまらない中ですが、
パラリンピックが始まりましたね。
オリンピックのテレビ放映も
あまり観ていなくて、
あまり興味もなかったのですが。。。
つい先日、
夕食後に、まったりして
テレビを付けると、
パラリンピック中継で
男子の車いすバスケットを
やってました。
なにげなく観てたのですが、、
なんという車いすさばき!
速い!
シュートが正確!
低い車いすの位置から
スリーポイントシュートが
スパスパ決まるなんて!
すごい!!
正直、びっくり!!
魅入ってしまいました。
20年以上前に、
肢体不自由児の特別支援学校に
勤務しているときに、
車いすバスケットの練習を
見たことはありますが、
すっかり忘れてました。
バスケットボールは、
中学校の体育でも
学習するので、
ほとんどの人がボールに
触れたことはあると思いますが、
結構、重いですよね。
あの重いボールを
車いすを操作しながら
片手でパスをする、、、
上半身の力強さと柔軟さ!!
本当に
すごい、、
障がい者スポーツといえば、
陸上、水泳、テニス、ラグビーなどの
オリンピックでも見られた種目のほかに、
パラリンピックでしか
お目にかかれない競技も
ありますよ。
ゴールボール
ボッチャ
ご存じでしょうか?
ゴールボールは、
15年ほど前に
盲学校に勤務したとき、
みっちり体験しました。
アイシェードで目隠しをして、
相手のゴールに
ボールを投げ入れるゲームです。
ボールの中に鈴が入っていて
その音だけで、ボールの動きを探ります。
相手チームからのボールを防ぐために、
横向きに寝た姿勢で、
ディフェンスをしますが、
このボールはまた1.25kgと
かなり重いボールなので、
おなかや足に当たると、
痛いのなんの!!
ましてスピードボールです。
はじめのうちは、
ボールの音を聞いても、
どこでボールが動いているのか
さっぱりわかりません。
でも、何度も何度も
練習しているうちに、
ボールの中の鈴の音の違いが
少しずつつかめるようになります。
ボールの位置が
自分の近く、また、
右か左かくらいは私でも
わかるようになりました。
視覚をブロックされると、
聴覚がとぎすまされるのですね。
真っ暗闇の中で、
ボールの音だけに集中する、、
聴覚だけでなく、
フロアの感触、
ラインや、ゴールのバーの感触、
見えているときには、
感じることのない
多くの感覚を
感じることができました。
視覚に障がいをもつ人のために
考えられたスポーツですが、
目隠しをするので、
視覚に異常がない人でも
楽しめるスポーツです。
機会があれば体験してみると、
いろいろな感覚を
感じることができると思いますよ。
しばらくは、テレビで
障がい者スポーツ観戦を
楽しもうと思っています。
コメントを残す