人権て何だろう?(2)

こんにちは。

折井あきです。

前回、youtuberの問題発言で

人権について、

すこし私の意見を

書いてみました。

人権て、

難しそうなワードですが、

差別、偏見

いじめ、その他、

理不尽なこといっぱい。

ひとつも経験したことない人なんて、

ごくわずかの人ではないでしょうか?

発達の遅れのある子どもや

そのママたちと

長年、かかわってきた私は、

人権て何だろう?と、

よく考えます。

小学校でも、

道徳の時間に

人権教育が取り入れられて

長い時間がたっているのに

なぜ、

いじめはなくならないのでしょうか?

すっごく

難しい問題ですよね?

それでも、前回も書きましたが、

ひと昔前より

ほんのすこーーーしずつ、

よくなっていると

感じることもあります。

ちょっと昔のことを

振り返ってみますね。

私が初任者教員として、

学校(昔は、養護学校と言ってました。)に

赴任したのは、41年前。。。

重度の知的や肢体不自由の障害をもつ

子どもたちを含め、

障害をもつ子どもたちの

学校教育が義務化されて、

2年後でした。

それまでは、

重度の知的や肢体不自由の障害をもつ

寝たきりの子どもたちは、

就学猶予や

教員が家庭に訪問する

訪問教育がほとんどでした。

義務化されたといっても、

教員や保護者たちの意識は、

まだまだ育っておらず、

重い障害をもつ子どものママからも、

「この子に学校なんて、

教育なんて必要ない」

という声を聞いたこともあります。

ショックでした。。。

初任校でも、、

ベテランのひとりの男性の先生が、

知的障害の子どもを、

「この子たちは、たたかないと、

わからへんのや!」

うそ!!

馬でもあるまいし、、

何てことを!!

と思ったことを

40年以上たった今でも、

鮮明におぼえています。

40.50年前は、

学校は、勉強するところ、

勉強とは、国語、算数、社会

などの教科書の内容を

習得すること、

という意識だったのでしょうね。

何か、思い出すだけで、

おそろしい、、

今では考えられない風潮が

満ちていました。

だから、

今回のyoutuberの発言は、

40年前の感覚の持ち主だーー

とつい、

思ってしまいました。

次回も

ちょっと昔のことを

書きますね。

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